534: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:12:33.36 ID:W28y0uR3o
「人間にだって、世界にだって、神にだって都合くらいあるさ。 君はそれを無視した。
君の都合だけで時代を次のステップを移そうとした。 それが君のミスだ。
君のような所詮人間風情が、スケジュールを無理やり詰めて時代を変えようとすることが
535: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:18:21.74 ID:W28y0uR3o
「時代を変えるために私は科学に身を委ね、惨めたらしく寿命を引き延ばし、
学園都市を設立し、私の最後の味方であった"彼"とも決別した。
これだけの犠牲を払って、それでも『神浄』には至れんというのか・・・・・・!?」
536: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:23:35.23 ID:W28y0uR3o
神にはなれなかったとはいえ、もはや人間という枠組みから完全に外れている
魔術師の怪物を前に、しかしエイワスは全く物怖じしない。
537: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:27:14.86 ID:W28y0uR3o
生唾を飲む音がした。アレイスターは無意識に喉を鳴らしていた。
掌に汗が滲んでいる。『期待』と『恐怖』の感情が鬩ぎ合って体の内が耐え切れなくなり
ブルブルと小刻みに震えている。
538: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:28:32.91 ID:W28y0uR3o
その時、世界各地で"二度目"の異常現象が発生した。
直径一〇〇メートル程までに縮んでしまった上空の裂け目から不思議な音が流れ始めたのだ。
539:っしゃああ!書き込み失敗地獄から抜けだしたズェア! ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:30:46.53 ID:W28y0uR3o
「・・・・・・おやおや、申し訳ない。 やはりこの程度の『器』では持たないようだ」
540: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:33:41.71 ID:W28y0uR3o
――――――――――――――――――――――
541: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:36:00.85 ID:W28y0uR3o
「まだ怒っているのであるか。 さっきから謝罪しているだろう。
大体貴様のその雰囲気の変わり様に一体どれほどの者が気付けるというのであるか」
542: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:36:55.96 ID:W28y0uR3o
空を見上げる。魔術サイドの人間の視点から見ても不可思議な現象だった巨大な裂け目が
今や目を凝らさなければ見えない程にまで縮小していた。
543: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:38:06.09 ID:W28y0uR3o
「白いの、まだ生きてんのかしら」
「イギリスから遥々足を運んできたのだ、大量のグリフォン=スカイを失ってな。
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