過去ログ - あの日見た「とある魔術」を僕達はまだ知らない
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38:analyst
2011/05/29(日) 04:47:49.11 ID:kUqYGWI10
その表情を見て焦った上条は慌てて彼らに弁解した。
上条「あ、いやインデックスが…」

一方通行が先ほどとは異なる怒気を孕んだ低い声で上条に質問した。
一方「インデックスだァ?どういうことだよォ?」
以下略



39:analyst
2011/05/29(日) 04:48:49.14 ID:kUqYGWI10
上条の後ろ姿を見つめながら、麦野は呟いた。
麦野「あーあ。なーに熱くなんてんだか。インデックスのことになるとさ、人が変わるのってアンタも同じじゃないかにゃーん?一方クぅーン?」
一方「うるせェ…」
反論できない一方通行は歩き出す。

以下略



40:analyst
2011/05/29(日) 04:50:10.63 ID:kUqYGWI10
上条は街を全力疾走している。
いくつか赤信号を突っ切り、いつのまにか公園に来ていた。
スタミナが切れたのか上条はその場でへたり込む。

上条「っ、はぁはぁ…、これで。よく分かっただろ?」
以下略



41:analyst
2011/05/29(日) 04:50:38.43 ID:kUqYGWI10
自宅に帰ってきた上条は、玄関に仰向けに倒れこんだ。
疲れがどっときた。

…ああ、あの頃はこんなんじゃなかった。


42:analyst
2011/05/29(日) 04:51:21.01 ID:kUqYGWI10
〜回想〜

上条は息を切らしながら、森の中にある小さな小屋へと向かっていた。
そう、ここは6人だけの秘密基地。
そこには既に仲間達が基地内で談笑していた。
以下略



43:analyst
2011/05/29(日) 04:52:08.68 ID:kUqYGWI10
…あの頃は、みんな俺のあとを着いて来てた。
…そう。あの日。あの日だって.....


44:analyst
2011/05/29(日) 04:52:50.79 ID:kUqYGWI10
〜回想〜
御坂「ね、ねえ…。とうまってさ?」
上条「ん?」
御坂「インデックスのこと、す、好きなんでしょ?」
上条「へ?」
以下略



45:analyst
2011/05/29(日) 04:53:27.97 ID:kUqYGWI10
どこにでもある、幼年時の苦い思い出。
好きだったのに。
素直になれず、今もこのことをずっと引きずっている。
後悔先に立たず。
思いを伝えたくても、謝りたくても。
以下略



46:analyst
2011/05/29(日) 04:54:00.24 ID:kUqYGWI10
〜〜
真夜中。
クローゼットを開けて、呟く男が一人。
「インデックス…」

以下略



47:analyst
2011/05/29(日) 04:54:28.77 ID:kUqYGWI10
〜〜
真夜中。
女は自室で勉強をしていた。
シャーペンを耳に挟みながら数学の問題で悩んでいる。
長点上機の問題は第四位でも、そうやすやすと解けるものではない。
以下略



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