過去ログ - あの日見た「とある魔術」を僕達はまだ知らない
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40:analyst
2011/05/29(日) 04:50:10.63 ID:kUqYGWI10
上条は街を全力疾走している。
いくつか赤信号を突っ切り、いつのまにか公園に来ていた。
スタミナが切れたのか上条はその場でへたり込む。

上条「っ、はぁはぁ…、これで。よく分かっただろ?」
以下略



41:analyst
2011/05/29(日) 04:50:38.43 ID:kUqYGWI10
自宅に帰ってきた上条は、玄関に仰向けに倒れこんだ。
疲れがどっときた。

…ああ、あの頃はこんなんじゃなかった。


42:analyst
2011/05/29(日) 04:51:21.01 ID:kUqYGWI10
〜回想〜

上条は息を切らしながら、森の中にある小さな小屋へと向かっていた。
そう、ここは6人だけの秘密基地。
そこには既に仲間達が基地内で談笑していた。
以下略



43:analyst
2011/05/29(日) 04:52:08.68 ID:kUqYGWI10
…あの頃は、みんな俺のあとを着いて来てた。
…そう。あの日。あの日だって.....


44:analyst
2011/05/29(日) 04:52:50.79 ID:kUqYGWI10
〜回想〜
御坂「ね、ねえ…。とうまってさ?」
上条「ん?」
御坂「インデックスのこと、す、好きなんでしょ?」
上条「へ?」
以下略



45:analyst
2011/05/29(日) 04:53:27.97 ID:kUqYGWI10
どこにでもある、幼年時の苦い思い出。
好きだったのに。
素直になれず、今もこのことをずっと引きずっている。
後悔先に立たず。
思いを伝えたくても、謝りたくても。
以下略



46:analyst
2011/05/29(日) 04:54:00.24 ID:kUqYGWI10
〜〜
真夜中。
クローゼットを開けて、呟く男が一人。
「インデックス…」

以下略



47:analyst
2011/05/29(日) 04:54:28.77 ID:kUqYGWI10
〜〜
真夜中。
女は自室で勉強をしていた。
シャーペンを耳に挟みながら数学の問題で悩んでいる。
長点上機の問題は第四位でも、そうやすやすと解けるものではない。
以下略



48:analyst
2011/05/29(日) 04:55:03.88 ID:kUqYGWI10
〜〜
真夜中。
ここは学園都市の繁華街。
女はケータイでメールを打ちながら誰かを待っていた。
女は遊び仲間が来るのを待っていた。
以下略



49:analyst
2011/05/29(日) 04:55:42.91 ID:kUqYGWI10
…そう、俺はインデックスに謝るためにインデックスを作りだした。
…だったら、このままじゃ....

ようやくあの秘密基地が見えてきた。
基地には明かりがついている。
以下略



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