1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:40:25.71 ID:h6r1fleF0
※書き溜め無しのぐだぐだ亀更新
※百合っぽいものが許せないという方はお引取りを
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:41:05.38 ID:h6r1fleF0
さやか「要するに、あんたはどうしてほしいわけ？」
あたしの問い掛けに、まどかは首をかしげた。
どうしたいもこうしたいも、初めから答えは一つしか無い、とでも言うように。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:41:35.55 ID:h6r1fleF0
まどか「仕方なくないよ」
さやか「仕方ないって。ていうかあんたこそなんであんなのと仲良くしてんのよ」
まどか「友達だから」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/05/24(火) 20:41:43.74 ID:P444vIxeo
まどさや？
意外とないよねこの組み合わせ
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:41:57.65 ID:h6r1fleF0
まどか「無理にとは言わないよ？出来るだけでいいの」
さやか「うーん……」
大切な親友のまどかからの頼みだ。普段、この子が人に何かを頼むなんてこと、
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:42:28.80 ID:h6r1fleF0
まどか「きっとそうだって！」
さやか「あー、はいはい」
まどか「お願いだよ、さやかちゃん……」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:42:58.25 ID:h6r1fleF0
そんなことを考えてみて、「まさかね」なんて。
そういえば、今までどうしてあの子にこんなに苦手意識を持っているのか考えたこと
なかったけど。
さやか「……」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/05/24(火) 20:43:11.33 ID:/aXy1I0do
VIPから来ました
まったりでもいいので是非とも完走してほしい
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:43:25.32 ID:h6r1fleF0
◆
翌日。
なんとなく、早く目が覚めてしまったあたしは、少し憂鬱な気分で制服に腕を
通した。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:43:54.77 ID:h6r1fleF0
家を、出た。
まだ早い時間だけど家族は皆、いない。
母親も父親も、この時間からもう出勤しているのだ。
だから、誰もいない家に「行って来ます」と言って外に出るのも、
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:44:20.90 ID:h6r1fleF0
ほむら「……」
呟くと、朝の澄み切った空気のせい。
聞こえてしまったのだろう、転校生が。驚いたように振り向いた。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:45:00.96 ID:h6r1fleF0
さやか「……早いんだ」
ほむら「あなたこそ」
ぽつりぽつりと会話。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山梨県)[sage]
2011/05/24(火) 20:54:56.27 ID:W5cqtk4co
しえ
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 21:31:40.58 ID:h6r1fleF0
すまん、とりあえず今はVIPの貼って終了
書けそうだったらまた10時半頃に再開する
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/05/24(火) 21:46:07.56 ID:/aXy1I0do
待ってる
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 22:37:16.81 ID:h6r1fleF0
>>1に書き忘れたけど、完結できなかったらごめん
出来るだけ完結するようには頑張るけどVIPのように落ちないとわかってたら自然と怠惰になってしまう、だから途中でHTML依頼を出しても許してくれ
それでは短いけど再開
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/05/24(火) 22:39:51.77 ID:h6r1fleF0
さやか「あ、あのさ」
それでも。
やっぱりこの時間はあたしには辛くて、つい何でもないのに口を開いてしまう。
無理して話そうとするのが私の悪い癖なのかも知れない。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/05/24(火) 22:47:40.86 ID:h6r1fleF0
その理由が、早く目覚めてしまって暇だからこの時間にここへ来て――ではかっこ悪い気がする。
転校生は面倒臭そうにあたしを見た後、小さく溜息を吐く。
その態度にまた、いらっとして。
さやか「別に答えなくていいなら答えなくてもいいけどさ」
19:訂正[saga]
2011/05/24(火) 22:48:24.15 ID:h6r1fleF0
>>17
さやか「あ、あのさ」
それでも。
やっぱりこの時間はあたしには辛くて、つい何でもないのに口を開いてしまう。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/05/24(火) 22:51:58.75 ID:h6r1fleF0
>>18
本当、そう。
どう考えたって、これじゃあ転校生との距離は縮まらない。
後でまどかに謝らなきゃ、なんて既に諦めモードに入るあたし。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/05/24(火) 23:00:09.77 ID:h6r1fleF0
仲良くなる方法としての話題で女子中学生が好きな色を訊ねるというのはどうかと思うけれど。
きっと、転校生なりに必死で考えてくれたということはその声を聞いてすぐに伝わった。
さやか「好きな色ねえ？転校生は？」
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