165: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/01(水) 22:30:27.45 ID:FPZSYdpM0
さやか「じゃ、宜しくね」
あたしもわざと明るい声でそう言ってやる。
転校生には何も声をかけない。もちろん、転校生も何も言わない。
その間にいるまどかが、ただ不安そうにあたしたちを見ているだけで。
あたしはまどかに小さく手を振ると、転校生の隣を通り過ぎた。
僅かに、転校生の身体にあたしの身体がぶつかって。
その瞬間、「ごめんなさい」と聞こえたのはきっと気のせいだ。
488Res/186.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。