377: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 18:04:56.49 ID:cW/gk78h0
そうかな、とあたしは首を傾げた。
仮に本当にそうだったとしてもきっと熱のせいだ、と言えないのは前を歩く転校生と、隣を歩くまどかのことが気になってしまうから。
あたしは必死に頭を回転させ、とりあえず自分から動いてみることにした。
にこにこと笑うまどかの身体に腕をまわし、「さやかちゃん!?」と驚くまどかを無視して前へ押し出した。
378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/10/04(火) 18:16:48.18 ID:kUN/5PaEo
支援
379: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 19:38:53.07 ID:cW/gk78h0
まどか「さやかちゃん、どうしたの?」
戸惑ったようにまどかがあたしを振り返る。
あたしは「ごめんごめん」と軽く手を合わせると、「遅れますわよ」とあたしたちを待っている仁美に駆け寄った。
380: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 19:54:54.23 ID:cW/gk78h0
それからのことはあたしはよく知らない。
教室に着いたのはあたしのほうが早かったし、まどかたちが着く前にあたしは先生に呼び出されてしまったから。昼休みもそんな感じで、ろくにまどかとも転校生とも話せる時間なんてなかった。
放課後になり、ようやく帰れるとあたしは教室を出た。
下駄箱で靴を履き替えていると、「さやかちゃん」と控えめな声が聞こえた。
381: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 19:58:39.45 ID:cW/gk78h0
さやか「だめって?」
まどか「ごめんね、私先帰る」
突然の言葉に、あたしはすぐには反応できなかった。
382: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 20:03:50.15 ID:cW/gk78h0
「だからって……」とあたしはその背中を追いながら言うと、ふいに、転校生はくるりとあたしを振り向いた。
ほむら「あんな顔されてそう言われて、それでもあなたは無理矢理にでもついていくの?」
さやか「あんな顔って……」
383: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 20:04:49.42 ID:cW/gk78h0
今日の投下は以上です
あまり進んでないな、すいません
それではまた
384:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/10/04(火) 20:47:25.05 ID:3GfXx/Pao
ほむほむ
385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/05(水) 00:38:13.27 ID:XSRPliGSO
ほむ
386:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]
2011/10/07(金) 23:01:01.07 ID:3YeQgke1o
ほむ×さや(いや、さや×ほむなのか?) アリだな。
定番カプもいいけど、こういう丁寧なのはいいな、凄く好きだ。
387:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/10/10(月) 22:07:10.88 ID:MyWZjCAho
ほむー
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