56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/05/29(日) 19:17:20.10 ID:SZZwD/x1o
ほむっふぅ
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/05/29(日) 19:54:45.06 ID:S5fW0dwNo
ほむっほむっ
58:訂正 ◆qE9xJWndOc[sage saga]
2011/05/29(日) 20:23:29.00 ID:Mp4DgKz30
ほむら「そういうわけでもないけど」
さやか「ならなんで学校に残ってたの?」
ほむら「……」
59: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:31:19.51 ID:Mp4DgKz30
ほむら「……なら答えないわ」
さやか「りょーかい」
そうは答えつつも、「じゃあ答えない」なんてわざわざ言うこともないんだけどなと思ったり。
60: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:35:42.06 ID:Mp4DgKz30
ほむら「用事でもあったんじゃないのかしら」
さやか「朝は何にも言ってなかったけどな。明日なんか奢らせなきゃ」
ほむら「……まどかが悪いわけじゃないわ」
61: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:40:15.50 ID:Mp4DgKz30
『だから』
転校生はその後、何を言おうとしたのかわからない。
あたしが耐え切れずに視線を逸らすと、転校生はそれっきり、何も言わずにまたあたしに背中を向けて歩き出した。
さやか「……まあ、そりゃあまどかは悪くないよ、理由が何であれあたしが寝てたのが悪いんだし」
62: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:45:13.41 ID:Mp4DgKz30
だから今だってつい、視線を逸らしてしまった。
もしこの子ときちんと目を合わせたままだったら。少しは変わったんだろうか、転校生との関係も。
ほむら「美樹さやか」
63: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:50:19.82 ID:Mp4DgKz30
とりあえず靴を履き替え、扉の外に出てみる。
活動していた運動部が、次々と校内へと戻ってくる。雨から逃れるためだろう。
さやか「まだあと少しは降らないと思うけど」
64: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 20:55:48.74 ID:Mp4DgKz30
さやか「よし、走るか!」
ほむら「えっ?」
そういえば転校生の家がどこにあるのか、あたしは知らない。
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/05/29(日) 20:56:27.99 ID:AuOtM6KMo
なんか地の文からいい意味で寂寥感が
66: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 21:01:12.30 ID:Mp4DgKz30
後ろ向きで走ったまま、あたしは言う。
かく言うあたしも息が切れてきたわけで。
少しスピードを緩めると、ぽつぽつと少し雨粒が落ちてきた。
頬についたそれを拭う。
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