15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/06/02(木) 22:42:31.23 ID:AFu5jhhAO
この日は珍しく、昼間から騎士達全員で闇の書の蒐集に出向くことになっている。
蒐集を始めてから幾分か経っているのにも関わらず大した量の魔翌力が集まっていないので、この日は昼間から全員で蒐集し、一気に闇の書のページを進めようと決めていた。
表向き、というよりはやての認識では全員がバラバラに1日を過ごすことになっている。
シグナムは近所の剣道場にて非常勤講師をしているため、そこへ指導に。
ヴィータは老人会に行ってゲートボールを。
シャマルは買い物をしに行く予定で、ザフィーラはそれに付いて行くということになっていた。
はやては留守番役であり、やることと言えば最低限の家事とグレアムから来る仕送りの管理ぐらいだ。
朝食を済ますと、それぞれが出掛ける支度を整える。
「じゃ、行ってきまーす。」
靴を履き終わったヴィータが、玄関の扉に手をかけながら言った。
「おー、気を付けてなー?」
はやての言葉にヴィータは笑顔で「うん。」と返した。
シグナムは既に出ており、直にシャマルとザフィーラも外出する。
別々に出て行くのは、はやてに怪しまれないためのカモフラージュだ。
そこから感じるはやてへの後ろめたい気持ちを隠して、ヴィータは外に出て行った。
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