479:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 14:37:41.69 ID:qdef4F6AO
  
 ―――いやでも、まだそうと決め付けるのは早いよね、うん 
  
 ただしそれはあくまで仮説でしかないし、全くの偶然という可能性も充分にあり得る。 
 興奮した余り考えすぎてしまった、そう思い直して自分に言い聞かせた。 
480:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 14:39:09.35 ID:qdef4F6AO
 仮にそれがグレアムだとして、なぜ地球での自分に関する情報を漏れないようにしているのか。 
 そこになにか秘密があるんじゃないか。 
  
 ―――私も管理局の方から探りを入れてみようかな 
  
481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 14:44:11.22 ID:qdef4F6AO
 一部の登場人物がようやく核心に近付いてきたところで、今回の投下は以上です 
 このSSも、出来れば年内には終わらせたいですね 
  
 読んで下さってる方、これからもよろしくお願いします 
 ではまた 
482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/05(土) 19:16:02.77 ID:Exp+COsKo
 新年最初の投下乙! 
483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/07(月) 22:10:24.93 ID:GKILGarlo
 おつー 
484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/25(金) 20:36:10.20 ID:tqo2nTNPo
 乙です 
485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:07:45.85 ID:TtiL6PxAO
 お久しぶりです 
 短いですが投下します 
  
486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:10:55.53 ID:TtiL6PxAO
  
  
  
  
  
487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:13:06.40 ID:TtiL6PxAO
 しかし、ふと気になった。 
 実際にすずかに自分と金融街に関することを伝えたら、彼女は一体どういう反応をするのだろうか? 
  
 「シグナムさんとかご家族の皆さんも結構忙しいんだよね?」 
  
488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:15:44.13 ID:TtiL6PxAO
 「それにしてもはやてちゃん、最近すっかり元気になったね」 
  
 「え、そうかなぁ?」 
  
 「そうだよ。アクティブになったって言うか……特にその新しい車椅子とか、何よりの証拠だと思う」 
489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:19:52.36 ID:TtiL6PxAO
 「……本当やな。漠然としてて、よう分からん」 
  
 ふと、竹田崎や真坂木に意味の分からない説明を一方的に受けたときの苛立ちを思い出し、はやてはぶっきらぼうに言って紅茶をすすった。 
  
 そのはやての様子を見て何を感じ取ったのか、すずかは眉を潜めて真剣な表情を形作る。 
490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:22:55.92 ID:TtiL6PxAO
 ―――――――――――――――――― 
  
  
  
  
491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:26:14.78 ID:TtiL6PxAO
 すずかは、他人との付き合いの中で、何か奥があるような感覚を覚えても、それに深くは触れない主義の持ち主だ。 
  
 友人である高町なのはに対してもそうだ。 
 何か隠し事があったような素振りがあっても、なにか危険な臭いを感じ取らない限り、特に詮索はしなかった。 
  
492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:27:01.47 ID:TtiL6PxAO
 特に進展はありませんが、以上です 
 ではまた 
493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/19(火) 21:01:18.87 ID:VJ20EowAO
 一昨日のことだ。 
  
 次のディールに備えるために高町と金融街で落ち合っていると、途中で、自分と同時期に金融街に入り同時期に椋鳥ギルドに加入したと言う、余賀公麿のディールを観戦することになった。 
  
 相手は、浅黒い肌の少女の姿をしたアセット。  
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/19(火) 21:02:11.46 ID:VJ20EowAO
 「そう、それはよかった」と落ち着いた声で石田は微笑んだ。 
  
 「でもスポーツを始めただなんて聞いた時は、驚いちゃったなー」 
  
 「すいません、でも運動はアカンとは言われへんかったし……」 
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 15:32:48.86 ID:lEhFh4SAO
 はやては石田に車椅子を押されて、別室に案内された。 
 ベッドがあり、その周りに医療系の機械がいくつも並んでいる部屋。 
 はやては何をすればいいかと言うと、その機械に囲まれたベッドの上で、ただじっと仰向けに横たわればいいだけ。 
  
 それだけのことなのだが、ただじっと動かずにいるということが検査の条件でもあり、迂闊に動けないのはなかなか難しいことだった。 
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 15:38:52.33 ID:lEhFh4SAO
  
 ―――まさか、金融街となんか関係があるんじゃ…… 
  
 以前、高町から聞いたことがある。 
 金融街から未来を奪われた者は、まず気力を失い、それからフェードアウトするように、その存在そのものが消えてしまうのだと。 
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 08:48:44.37 ID:8NRlqMDAO
 ――――――――――――――  
    
    
  はやてが検査を受けている間、シャマルは廊下のソファに静かに座って待っていた。  
  その傍らで、同伴したヴィータが険しい表情をしてせわしなく歩き回っている。  
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 08:50:46.74 ID:8NRlqMDAO
 「検査なんかしたって、はやての足は治らねーのに……」 
  
 不意にヴィータが、悔しそうに呟いた。 
  
 「そんなこと言わないで。 
499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/24(水) 19:32:42.37 ID:ULuJE3TAO
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  ―――ある―――じ  
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