498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 08:50:46.74 ID:8NRlqMDAO
「検査なんかしたって、はやての足は治らねーのに……」
不意にヴィータが、悔しそうに呟いた。
「そんなこと言わないで。
石田先生だって、はやてちゃんを救いたい一心で、今まではやてちゃんの治療をしてたんだから」
シャマルがたしなめると、ヴィータは「わかってるよ……」と弱々しく返事をした。
ヴィータはやり切れない気持ちを、今すぐどこかにぶつけたかった。
しかし病院の中では、それもできない。
早く蒐集に、早く蒐集に……。
心中にうずまく感情の波を抑えるように、ヴィータは爪が食い込む程、拳を握り締めた。
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