536:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/19(金) 03:48:20.23 ID:oSMg4VLmo
イン「……とうまは、ずっと苦しんでいたのかな」
美琴「さあね……でも、コイツの事だからそれにも気付かずにいたって所じゃないかしら」
イン「だったら……それは私のせいなのかもしれない」
美琴「ど、どうしたのよ急に……別にアンタが悪い訳じゃ」
イン「私が……とうまを『不幸』にさせて――」
美琴「えいっ」ビシッ
イン「痛っ……! ううっ……何するの短髪!」
美琴「馬鹿な事言ってんじゃないわよ……アンタがそんな事考えてるって、コイツが知ったらどう思うか」
イン「それは……」
美琴「……悲しませちゃダメでしょ、ね?」
イン「……うん」
冥土帰し「しかし、この少年はよく『不幸だ、不幸だ』と言っているが……君達を見ているとそうは思えないけどね?」
イン「……どういう事?」
冥土帰し「自分の事を想っていてくれる女の子が二人もいるなんて、男としては幸せと言えるんじゃないかな?」
美琴「そ、そんなんじゃないです! 別に、私は……」
イン「素直じゃないね、短髪」
美琴「うるさいっつうの! そういうアンタはどうなのよ!?」
イン「えっ……私は、その……」
冥土帰し「まあまあ、そこまでにしておこうか? そうだ、良かったらナース服を着て看病してあげるのはどうかな?
男としてこれ程幸せな事は無い、きっと彼も喜んでくれると思うけどどうだろう?」
イン「いらないんだよ!」 美琴「いりません!」
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