175: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/19(日) 16:53:42.89 ID:hAzv6ppPo
「ごちそうさまーっ」
「……よく食べたね、杏子ちゃん」
「杏子、遠慮ってもんはないの……?」
「残す方が失礼だろ」
「ふふ、しっかり食べてくれたようで何よりだよ。
そろそろお風呂が沸くね。 まどか、美樹さん、先に入ってくるといい」
「……うん、分かった」
「お世話になりますー」
二人は慌しく駆けて行く。
美樹さやかの足の向かう先に迷いがない辺りを見るに、おそらくは慣れているのだろう。
まどかの声は、少し沈んでいたような気がした。
「……」
そうして、
ダイニングには魔法少女と、まどかの父親が残される。
先手を打ったのは私ではなく、巴マミだった。
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