177: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/19(日) 16:54:43.27 ID:hAzv6ppPo
そこそこに広い鹿目家のバスルームは、二人でも余るほどだった。
本当に久し振りの、束の間の平穏を楽しむには十分すぎるだろう。
「まどかとこうやってゆっくりできるのも、久し振りだねえ」
「そうだね、本当に」
「ちゃんと守ってもらってる? 怪我はない?」
「大丈夫だよ、みんなすごく気を使ってくれるから」
「そうなんだ」
身体を洗うまどかを見ても、目に見えるような傷はない。
きっとその言葉は事実なのだろう。
彼女たちがその力で、この子をしっかりと守ってくれているのだろう。
「背中を流してやろうー」
「わわ、ちょっと、さやかちゃん!?」
「いーじゃん、最近まどか分が不足してさみしいんだってばー」
「うう、別に嫌なわけじゃないけど、前は隠してよお……」
「あはは、ごめんごめん」
335Res/235.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。