301: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:49:54.21 ID:Cg05IDA/o
電車を乗り継ぎながら、目的地へと向かう。
それはまさに小旅行。
302: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:50:49.92 ID:Cg05IDA/o
「着いたーっ!」
電車を乗り継ぎ、バスを乗り継ぎ。
はるか見滝原から離れた温泉街に、私たちは到着した。
303: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:51:43.77 ID:Cg05IDA/o
到着したのは、小さなホテル。
民宿もいいけれど、女子中学生だけで行くのには少し危ないし。
「はぁ、はあ…………」
304:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/06/23(木) 23:53:00.62 ID:Cg05IDA/o
「ふはー…………」
「いいお湯だねえー…………」
305: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:53:59.70 ID:Cg05IDA/o
「……どうせ幼児体型だよおおおおおおおおっ!!!!」
「おいバカ、風呂場で走るな、あっ」
306: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:54:39.12 ID:Cg05IDA/o
……また迷惑かけちゃった。
今は部屋に入って、鹿目さんに手当てをしてもらっている。
彼女の顔はまだ、見ることができない。
307: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:55:23.43 ID:Cg05IDA/o
そこでしばらく言葉は途切れる。
こんな穏やかな時間もいいかな。
そう思うのだけど、
308: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:56:34.39 ID:Cg05IDA/o
夕食を終える。
普段家では見られないようなものだったけれど、みんなで食べているだけでそれはとても格別で。
ついつい楽しくなって、食べ過ぎて、騒ぎ過ぎてしまった。
もっとも、あの二人ほどではないけれど。
309: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:57:37.24 ID:Cg05IDA/o
カツンコツンと、ピンポン玉の打たれ弾む音がリズムよく響く。
どちらかといえば、佐倉さんと巴さんのペアが優勢。
鹿目さんに美樹さんもよくやっているけれど、運動量とテクニックでどうしても差があるようだった。
それを理解してか、挑発が飛ぶ。
310: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/23(木) 23:58:28.93 ID:Cg05IDA/o
「―――――うわあ、すごい」
「絶景、ね」
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