過去ログ - QB「魔法少女の軍事利用だって?」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:42:19.58 ID:12Scx6eE0
「ナタリーは、目の前の多くの死に動揺しています。
あなた達、魔法少女のソウルジェムは、絶望を感じる事によっても
魔力を消耗してゆきます。」

「魔法少女の魔力が尽きてしまったらどうなるか・・・
それは授業でも説明しましたよね。」

 成績が良いほうではないエマでも、それくらいは知っていた。
魔力の枯渇は、すなわち魔法少女の死。
大げさではあるが、万が一の事がないとは言い切れない。

「大変。ナタリーを慰めてあげないと。」

「エマにしては勘がいいのね。私が言いたかったのは、そういう事なの。」

 さすがにこの事態の中での冗談は聞き過ごせない。
じっと教師の目を見つめる。

「・・・ごめんなさい。悪気はなかったの。ナタリーと一番仲の良い、
あなたにしかお願い出来ないの。」

「分かりました。ナタリーはまだ教室に?」

「すぐに家に帰すように指示してあるから、今頃帰り道では
ないかしら。あの子をよろしくね。」

 気分は少し悪いが、教師から謝ったのだ。水に流そう
そうエマは考えた。それよりも大事な事があるのだ。
この街では隠す必要もない。
エマは全速力で、ナタリーの家へ文字通り飛んで行った。


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