過去ログ - QB「魔法少女の軍事利用だって?」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:43:18.50 ID:12Scx6eE0
どのくらいの時が経ったであろう。ナタリーは私から少し離れ、
涙を拭った。
「ありがとうエマ。もう、大丈夫だから・・・」
「あのさ、私今日ここに泊めてもらっていい?」
「そんな・・・明日も学校あるのに?」
「明日さぼっちゃおうよ。いつだったか、ナタリーが言ってたじゃない。
映画でもなんでもおごってくれるって。それ、明日ね!」
ちょっと露骨すぎるかと心配するエマだったが、ナタリーは小さく
笑って受け止めてくれたように見えた。
「分かったわ、明日はお休みね。」
そう言って、彼女は玄関のドアを開ける。
二人でご飯を食べて、少したわいもない話をし、
そして早めに二人はベッドに潜り込んだ。
ナタリーが寝静まったのを確認してから、エマはこっそり起きて
自宅へと電話をかける。
予想通り、母親は激怒の声をたくさんプレゼントしてくれたが、
事情を話すと納得してくれたようだった。学校への欠席連絡も
しておいてくれると言っていたので、明日は遠慮なく学校を休める。
そして、再びそろそろとベッドルームへ戻り、寝静まっている
彼女の隣で横になった。
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