過去ログ - QB「魔法少女の軍事利用だって?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 01:31:22.73 ID:12Scx6eE0
ここはアメリカの、どこにでもある小さな田舎。今年で五歳になったエマは、
彼女が誕生日のプレゼントに貰ったばかりの、任天堂のゲームボーイに
夢中になっていた。
両親はずっと部屋でゲームを遊び続ける彼女を見て、プレゼント選びを
失敗したかと少し反省したが、そんな事はエマにとっては知る由もなかった。
「エマ、早くしなさい!ご飯が冷めてしまうわ!」
(ママが怒っている。けど、もうちょっと・・・)
本人からしてみれば、ほんのちょっと。それは、エマの母親を含めた、
世界中の人間からしてみれば、15分という時間だった。
「エマ、いい加減にしなさい!」
ゲームに熱中しすぎて、母が階段を上がる音にも気づかなかったエマは、
驚いて飛び上がった。
「あなたが言う事を聞かないのなら、これはママが預かります!」
「そんな、ママ!」
抵抗はしてみるが、文字通りの無駄な抵抗。
小さなエマの両手に握り締められていたそのゲーム機は、
母に力ずくで奪われてしまった。
「さあ、早くご飯を食べてしまいなさい!いい子にしていたら返してあげるわ。」
「はい、ママ・・・」
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