過去ログ - 唯「マクロスS」
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77:マクロスS[saga]
2011/07/11(月) 22:00:29.48 ID:W5HBytWl0

さわ子「まぁ、冗談は置いておいて、早急にレオ、タイガー中隊の穴を埋めなければならないのは分かるでしょ?」

澪「はい」

さわ子「それで、各バルキリー隊から、優秀な人材を集め、再編成することになったわけだけど、
実際、今回の敵との戦闘経験者は、私のベア中隊とタイガー中隊の生還者一人だけなの」

澪「えぇ、そうですね」

さわ子「そこで、私の隊から三花ちゃんと、澪ちゃん、貴方を小隊長とすることになったのよ」

澪「…………」

さわ子「元々貴方たちには将来的に隊を任せようとは思っていたの。
まぁ、私としても、二人にはもう少し経験を積んでから、と思ってはいたんだけど、そんなことを言ってられる状況じゃなくってね。
だから中隊ではなく、とりあえず小隊から任せることになったんだけど」

澪「……はい、分かりました。
小隊長、勤めさせていただきます」


澪は、おかれた状況と、さわ子の思いを聞き、覚悟を決め、辞令を受け取った。


さわ子「それでね、せめてもと思って、澪ちゃんのために優秀な人材を選んであげたから」

澪「ありがとうございます」

さわ子「入ってきて」


さわ子の言葉に、奥の扉が開き、二人の少女が入室して来ると、澪の表情が輝いた。


信代「このたび、秋山大尉の部下となりました、中島信代中尉であります」


二人のうち、大柄な少女が、いたずらっぽい笑みを浮かべ、敬礼をする。


澪「信代、タイガー中隊の生還者って、信代だったのか」


思わぬ所での、士官学校の同期との再開に、澪の顔がほころぶ。


信代「あぁ、これからは澪の下でがんばらせてもらうよ……
じゃなかった!澪隊長の下でがんばらせていただきます」

澪「ふふ」


コミカルな動きと共に、あわてて言い直す信代に、澪は思わず噴出した。




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