20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/09(木) 22:12:38.20 ID:a4aXuqsRo
>16
乙です。
これは続きが楽しみな展開。
この世界線のSOS団は面子が濃そうだww
21: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:09:01.12 ID:TSaJXMUco
「……お、あれハルヒ氏じゃね?」
まゆりとダルと連れ添って歩くこと数分、駅前の広場らしき場所の前でダルが声を上げた。
ダルの視線の先には、勝気そうな顔立ちの少女と、その少女に射止められるような視線を向けられている少年。
そしてその奥にいるもう一人は、忘れもしない少女、いや少年……
22: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:13:17.65 ID:TSaJXMUco
「あ、あのぅ……涼宮さん……いいんですよ……」
涼宮、と呼ばれた女はなにやらご立腹らしく、ルカ子に制されてもなお目の前の少年の胸ぐらをつかんで離さない。
「そうはいうけどね、漆原さん。ギャグにしてもこれは……許すわけにはいかないわよ」
23: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:18:42.83 ID:TSaJXMUco
「今回は漆原さんとまゆりの顔に免じて許してあげるけど……次は容赦しないわよ?分かったわね、キョン!」
キョン、とはおそらくあだ名なのだろうが、そう呼ばれた男は考え込むように俯いたままだ。
一見すると涼宮の詰問に対して反省しているようにも見えるが……何か違うような気がした。
24: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:19:27.13 ID:TSaJXMUco
「……で、そこに立ってる人が?」
突然涼宮の視線が、茫然と立っていた俺の方へ向く。
視界の隅ではルカ子がキョンに「大丈夫ですか?」と駆け寄っているのが見えた。
25: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:20:34.52 ID:TSaJXMUco
「なっ……」
ニッコリと無邪気に微笑むその少女は、同じ年であろうまゆりやルカ子よりも、だいぶ幼く見えた。
しかし、初対面で俺の真名を知っているとは……まゆりのやつめ余計なことを。
いや、それよりも……SOS団、団長?
26: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:21:29.23 ID:TSaJXMUco
「んで、今日は未来ガジェット研究所の責任者であるあなたにお願いがあるんだけど……」
どうやら、未来ガジェット研究所のことも知っているらしいな。
まゆりよ、いったいどこまで話しているんだ……
……ん?未来ガジェット、研究所……?
27: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:21:56.34 ID:TSaJXMUco
「……え、えと……」
さっきまでの勢いがすっかり無くなったハルヒが、気まずそうに漏らした声が、俺の意識を現実へ連れ戻す。
さっきまで明るかったまゆりの表情がまた心配で曇り、奥に立つルカ子も心配そうに見つめている姿が目に映った。
……いかんな、もっと冷静にならねば。さっき不信感を与えないようにと思ったばかりではないか。
28: ◆rVDRt1VsVI[sage]
2011/06/10(金) 15:23:47.11 ID:TSaJXMUco
短いがひとまず更新。
次はもっと上手い文が書けるといいな
んじゃ
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/11(土) 12:12:00.52 ID:YiUoxBqao
おつおつ
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/11(土) 12:18:28.73 ID:pfmDzbZWo
乙です。
未来ガジェット研究所はちゃんと存在するのか。
となると、ハルヒとまゆり・ルカあたりが同じ高校で接点がみたいな感じかな?
98Res/45.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。