12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2011/06/13(月) 20:00:48.91 ID:vr2e7Tnk0
苺「素直にベルトを寄越せば、助けてあげるつもりだったけど、駄目ね。
あなた達には死んでもらうわ」
苺はベルトをまたぎ、倒れた梓に手を伸ばした。
梓「い、いや……助けて……」
苺「やだ」
怪物は梓の首を掴み、締め上げた。
梓「!? ……!!」
苺「あなたにはオルフェノクとして生まれ変わる権利も与えない。
とっとと死んで」
梓はジタバタと暴れるが、怪物の膂力には敵わない。
頸動脈が締め上げられて脳に血液が行き渡らず、梓の意識がゆっくりと混濁していったその時、怪物の背後で電子音が鳴り響いた。
『STANDING BY...』
怪物が梓を放し、振り向いた。
梓「ゲホッゲホッ! ハァッ、ハッハッ……」
梓が怪物の足元にへたりこんで呼吸を整えつつ顔を上げると、そこにはベルトを腰に巻き、ファイズフォンを構えた律が立っていた。
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