過去ログ - 天子「どうせ私なんか、術もアニマもない、人間のクズなのよ!」
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◆ABsCEpS5PQ
[saga]
2011/06/13(月) 20:53:25.81 ID:tIjaTx+e0
妖夢:
ねえ?
?:
あら、何?あなたも間に合わなかったの?
妖夢:
いや、そうじゃないんですけど。私はみょん。
ディガーの初仕事を探しにここまで来たんです。
霊夢:
そう、あんたはクヴェルを掘る方ね。
私は霊夢、あんた達ディガーを守るヴィジランツよ。
よろしく、みょん。
妖夢:
よろしく、霊夢。どうでしょう。
一緒にパーティーを組みませんか?
霊夢:
そうね、そうしましょ。
でも、どこへ行くの?
妖夢:
最初だから、ハンの廃墟で経験を積むのがいいと思うんです。
ひょっとすると、何か見つかるかもしれないですし。
トントン拍子で話は進み、ん、わかったと霊夢は答える。
このようにみょんにテンポの速い会話というのは往々にして、少なくともどちらかが緊張しているものだとは思うけど。
今回はどうやら私だけでなく、霊夢も緊張しているようだった。
さっきはあれだけ店主に偉そうな態度を取っていたと言うのに。
……ハンの廃墟か。
あそこには数多くのモンスターがいると言う。
その辺りにいるのと同じような敵であれば私の鋼の短剣でなんとかなるかもしれないな、と割と楽観する。
仮にも駆け出しディガー御用達の場所だ。そう強いモンスターは出ないだろう。
霊夢の方はというと、恐らくは背中に背負っている槍が得意なのだろう。
考えられる連係の心当たり──は、多々ある。
問題は私が敵と1対1で対峙しなければならない時。
そのときは同じくディガーである叔母から教わったあの戦法を使おう、と頭の中で生存に向けたシミュレーションをした。
妖夢:
ところで、霊夢。
あそこのお姉さん誘ってみますか?
霊夢:
何、みょん、怖いの?
いいわ。私が声かけてくる。
私が囁いた質問を勝手に解釈した霊夢が女性の方に歩いていく。
さっき私相手に緊張していたのは本当に何故だったんだろうとつくづく思う。
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