過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.11
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933: ◆Neko./AmS6[sage saga]
2011/11/13(日) 06:48:44.33 ID:hMM60VVZo

ブリジットの背中を洗ってから、俺がシャワーで洗い流してやっていると、

「お、お兄さん……ブリジットちゃんの次は、わ、わたしの背中もお願いします」

「ま、まさか、あやせも普段はパパに洗ってもらってるなんて言うんじゃ――」

「ぶち殺されたいんですか? ――なわけないじゃないですか。
 こ、こんなこと滅多にないことですし……できれば一度くらい……お兄さんに……」

今度はあやせの背後に回り、何の考えもなしにあやせの湯浴み着をめくり上げたときだっだ。
あやせは一瞬声にならない声を上げ、慌てて両手で自分の胸を隠した。

「す、すまねえ。そんなつもりじゃなかったんだけど……」

「い、いいんです。……でも、お兄さん……見ましたよね?」

「いっ、いや、何にも見え……ごめん、少しだけ見えました」

「うふっ、正直なんですね。別に怒ったりしませんから安心してください。
 元はと言えば、わたしからお兄さんにお願いして頼んだことなんですから」

あやせの背中はブリジットと変わらないくらいに色白で、肌のキメが細かくてすべすべとしていた。
俺が洗い始めると、あやせはキュッと肩をすぼめて緊張していることが分かる。
しかし、肩越しに鏡に映るあやせの顔を見ると、顔を真っ赤にしながらも嬉しそうに笑っていた。
あやせの背中を洗わせていただけるなんて、結婚でもしないかぎり無理かと思ってたよ。

「あやせの背中って、きれいなんだな……」

「そう言っていただけると、たとえお兄さんでも嬉しいです」

「たとえお兄さんでも、ってのが余計だけどな」

「わたし、一人っ子だから……兄妹で一緒にお風呂に入ることなんて一度もなかったし、
 お兄さんに背中を流してもらえるなんて、考えたこともありませんでした。
 ドラマなんかでそういうシーンを見ると、わたしにも兄妹がいればなぁ……なんて」

「そっか、そういうことだったったのか……」


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