過去ログ - ほむら「ガングリフォン?」
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34:1 第二話は>>23から[saga]
2011/06/16(木) 19:29:13.05 ID:Wc7Yf/rR0
「トパーズリーダーより司令部、敵戦闘ヘリを全機排除した。
味方が1機、犠牲になってしまったが」

「司令部よりトパーズリーダー、状況は把握している。
引き続き、歩兵部隊を空輸する。支援に期待する」

 嫌味のつもりで言ったのだが、彼らには俺の気持ちは伝わらないのだろう。

「トパーズ4、じきに後続の味方輸送ヘリが到着する。
彼らの支援に向かえ」

「でも・・・」

「残りの敵は俺達で片付ける。行け」

「了解」

 今の彼女を戦闘に出すつもりは、俺にはなかった。

 暁美ほむらという少女が、そんな感情を殺してでも
戦えるという事は知っていた。だが、現在の彼女の状態は
万全とは言いがたい。万一、彼女を失うような事態になっては
この第501対戦車機動中隊にとって、大きな痛手となる。

 それに、この戦闘もじきに終わるだろう。

街のいたるところから、移動するレーダー光点を俺は見つけていた。
敵も余裕がなくなり、今更になってキエフからの後退を始めていたのだ。

「トパーズ3、逃げられる前に出来るだけ数を減らしておくぞ」

「トパーズ3、了解」

 そうして、俺達は残った敵の追撃戦に移った。



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