過去ログ - 上条「学園都市? なんで俺がそんなところに?」
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16:第一章『交差する若者達』2‐4/6[sage saga]
2011/06/16(木) 18:52:08.85 ID:3M0E3iz30


 そこにいたのは、どこからどうみても小学生の少女だった。
 
「はいはーい、みなさんはじめましてー。このクラスの担任の月詠小萌です。
 これから一年間――人によっては二年間、三年間よろしくおねがいします」
 
 信じられないことに、その少女がこのクラスの担任らしい。
 
 上条当麻にとって、実年齢と外見年齢がそぐわない人間などあまり珍しくない。
 イギリス清教の最大主教であるローラ=スチュアートは少なく見積もっても六十を過ぎているらしいのにどこからどう見ても一八歳前後の少女だし、
 親友の一人である神裂火織は、最後に会った時十六歳だったが、どこからどう見ても二十歳すぎの大人の女性に見えた。
 そんな上条からしても、自称クラス担任は、なんというか、すごい。

「えーと、そうですねー。まずはお手軽にフィーリングチェックといきましょう。
 今から二人以上の組を作ってくださーい! ついでに自己紹介もしておいてください!」

 ロリ教師がそう言った瞬間、ざっと教室が真っ二つに分かれた。
 真っ二つ……というか、上条&鈴科と、それ以外だ。
 頼りの土御門は、ちゃっかり、謎の青髪ピアス野郎と仲よさげに話をしている。
 あいつは頼りにならないな、と上条は結論付ける。なにやら義妹について盛りあがってるみたいだし、あの状態の土御門に声をかけるのは危険だ。




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