過去ログ - 上条「学園都市? なんで俺がそんなところに?」
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第一章『交差する若者達』3-2/6
[sage saga]
2011/06/18(土) 09:26:26.37 ID:cu4HEccu0
「黄泉川美紗花(よみかわみさか)ですってミサカはミサカは偽名を名乗ってみる。
正しくは『妹達(シスターズ)』シリアルナンバー二〇〇〇一号、打ち止め(ラストオーダー)だよって、ミサカはミサカは自己紹介してみたり。
さらに言えばそこの白い人の所有物ですってミサカはミサカは頬を染めつつ爆弾発言をしてみる!」
頬を染め、「きゃ、言っちゃったってミサカはミサカは照れてみたり!」ともじもじする。
上条は上条で、そもそも『妹達』ってなに? 日本のアイドルかなんか? と混乱する。
ちなみに、先ほど打ち止めが飛び込んできた際、彼女の体が反射されなかったり、一方通行にぶつかられた上条が吹っ飛ばなかったのにはちゃんと理由がある。
一方通行は打ち止めがダイブしてきた時や漏電した時に打ち止めを傷つけないように、
『ミサカDNAが体に直接触れるときは反射しない&電気は周囲に拡散させる』という地味に高度なテクを使っているのだ。
それと同じようなことを上条でも設定していたので、コーヒーぶっかけ&オレンジジュースぶちまけという悲劇だけですんだわけだが、それでも悲劇は悲劇だ。
「愉快で素敵な誤解招く言い方するんじゃねェよクソガキ。……おいコラ御坂ァ! このガキの面倒見ろって言っといただろォがよォ!」
『上条の服についたコーヒーを弾き飛ばしてカップの中に戻す(もちろん後で捨てます)』という地味にすごい作業中の一方通行は、いつのまにかテーブルの側まで来ていた少女に向かって叫んだ。
「ちゃんと言いつけどおりこの店まで連れて来たわよ親御さん。わざわざストーカーふりきってまでね!
ていうか、この子の面倒見るのはアンタの役目でしょ?」
そこにいたのは、打ち止めによく似た、茶色い髪の少女だった。美少女と呼んでも差し支えないだろう。
上条達の高校と同じセーラー服姿だが、襟の白い上条達の高校と違い、彼女のセーラー服の襟は紺色だ。
身長はそれなりにあるが、なんというか、体格が幼い。
まだ中学生くらいだろう。
少女が上条に対して口を開く。
「どうも初めまして。区立柵川中学校二年生、御坂美琴です。
アンタが一方通行の『お友達』になったって言う変人・上条当麻?」
丁寧なんだか反抗期真っ盛りだか分からない発言だった。
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