113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/10(日) 20:27:06.83 ID:MlbfQ1hLo
「そうなんだ。じゃあこれからよろしくね、ほむらちゃん」
「よろしく、えっと…」
いままでもなんども呼んだ名前だ。
できることなら、今すぐ言ってしまいたい。
が、ここでいきなり名前を呼ばれても、普通は困惑するだけだ。
「ほむらちゃんの事を下の名前で呼ぶし、私もまどかでいいよ」
「ええ。よろしく、まどか」
珍しく初対面から名前を呼ぶことができた。
「ここだよ。保健室」
「あっ」
いつの間にか保健室前についていた。
「それじゃあ教室でね」
「ちょっと待って」
まどかを呼び止める。
「何?ほむらちゃん?」
「放課後、この町を案内してくれない?まだ知らないところがたくさんあって」
統計で、まどか達の行くデパートで、まどかとさやかは結界に巻き込まれる。
その出来事を回避出来れば、彼女たちがQBに接触するのも遅らせることができるはず。
ほむらはそう考えた。
「わかった。さやかちゃんや仁美ちゃん…私の友達にも言っておくね」
そうして、まどかは教室へ戻っていった。
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