73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:55:36.40 ID:+NGept88o
ほむらが驚いたのはそのことではない。
その事実ともう一つ魔法少女にとっての最大の秘密をほむらは知っているが、なによりマミが動揺していないのが驚きだった。
(自分がすでに人間とは違うということに気づいているのに巴マミはなんとも思っていない?)
名護がさらに続けた。
「キュゥべえの話によると君達の体とソウルジェムはせいぜい100メートル以上離れると
肉体の制御が出来なくなるらしいな」
「なぜ…貴方達がそのことを…」
ほむらはそう口にした。
「知っていたのか…なら話は早い。俺達に協力してくれないか?」
名護がそう提案してきた。
「俺達は一人でも多くの少女たちを救いたい。君は既に契約してしまっているようだが、
さっきも言ったように、俺達は人でなくなった者をもとに戻す研究をしている。
そのためにも君にも協力してもらえれば助かる」
「もちろんただでとは言わない」
橘が言った。
「協力してくれれば、俺達が君の援護に回ろう」
「話は大体わかったわ。貴方達に協力するわ」
ほむらにとってとても魅力的な提案だった。
魔女と対等に渡り合える人材を、マミと杏子の他に3人も確保することができた。
問題はワルプルギスの夜までに何人残っているかだが。
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