138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/23(木) 19:33:24.22 ID:rSmKbl/k0
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「ここが、センタービル…」
そして、麦野と七夜が対峙したとほぼ同時刻。
佐天涙子やリーズバイフェ、そしてシオンはここ、目的地でもあるセンタービルへとたどり着いたのであった。
ちなみに、御坂美琴とシエルはここに向かってくるタタリから、佐天達を守るためにあの場に留まり、今も戦闘の真っ最中である。
「えぇ…そしてここに、今回の事件の根源。ワラキアの夜がいる」
と、シオンはビルを睨み付けながらそう付け加えるように言った。
「ここに入ればもう後には引き返せないな……。なにがあるかわからないし。涙子、シオン。覚悟はできたか?」
というリーズバイフェの言葉に二人は
「はい。分割思考、高速思考、共に万全です。いつでもいけます」
「――えぇ。大丈夫です。ちょっと緊張するけど…でも行きましょう」
と、それぞれに強気な覚悟を以て答えた。
期待以上の答えをもらったのか、リーズバイフェは笑顔で応える。
「そうか、ならばもう言葉はいらないな。――――行こう二人とも、虚言の夜を今度こそ、滅ぼそう」
そして三人は、センタービルへと足を踏み入れた。
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