過去ログ - QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」
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2011/06/26(日) 20:06:38.21 ID:YQw23Vrk0
−−− 天の柱〜巨人族の世界 −−−
息を切らせながらも、少女達は走り続けていた。
今の彼女達には、この綺麗な神々の世界の景色を
眺めている余裕などはない。
水晶の通路を走り続け、砂漠の世界へと抜けるドアも
通り過ぎ、さらにその奥の通路に立っていた新しいドア。
まどか「ここかな・・・?」
ほむら「そうでしょうね。砂漠の世界の隣が、巨人族の世界と
以前にどこかで聞いていたから」
杏子「行かなきゃ始まらねぇ。アタシは行くよ!」
マミ「その通りね。今は進まないと」
ドアの向こうに広がる世界。
天の柱の出口には、最初の世界と同じような
草原と森が彼女達の視界に入った。
そして、森の奥の方から煙が立っているのも。
ほむら「煙が立っているわね。火事でもなければ、
人が居るという証拠よ」
マミ「まずはあそこに行ってみましょうか。
運が良ければ、巨人族とすぐに会えるかもしれないし」
まどか「うん!」
再び彼女達は走り出す。
もう息も切れていたが、そんな事で疲れたなどと
彼女達は感じてはいない。
ゆまを助けるため。
それしか、少女達の頭にはなかった。
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