過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:44:32.63 ID:iNmol0qk0
唯、梓がスタジオへと向かい、紬もそれに続く。
澪もスタジオに行くため席を立つと、ソファーに寝転がったまま天井をぼーっと見つめている律が目に入った。

「律、行くぞ」

「……なあ澪」

「……なに?」

「さっきの唯じゃないけどさ、最近、楽しいよな」

「ああ、そうだな。すごく充実してる」

「いつまで、続くのかな」

律もまた、幸せすぎる日々が終わる日が来ることに漠然と不安を感じていた。

「……どうしたんだ律、らしくないぞ。
私たちはいつ死んでもおかしくないんだ、未来のことを考えたってしょうがないだろ。
そう言ってたのは律じゃないか」

律はしばらく無表情で黙っていたが、やがて起き上がり、いつもの笑顔に戻る。

「……ま、そうだな。あたしたちは今しか生きられない。さっさと仕上げようぜ、新曲」


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