過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:21:19.64 ID:iNmol0qk0
(……速攻だ。まず足を潰す!!)

律は何も言わずに、突然、和に向けて猛スピードで突撃する。

「――まずはあんただ、風紀委員っ!!」

「……」

和は避けるそぶりを見せず、黙って能力を発動する。
律が和に残り5メートルほどまで迫った瞬間、律は全身が焼けるような感覚を覚えた。

「――あっちいいいっ!!」

思わず律が後退する。
炎が出ているわけではなく、和の周りの空気が、かなりの高温になっていた。少し離れた律のところまで、温風が吹いてくる。

「なんだよ、発火能力者か何かか? このっ!」

律が和に回り込むようにいろんな方向から突撃するが、やはり高温の「壁」に阻まれて攻撃できない。
分子レベルの運動エネルギーを操れない律は、熱による攻撃を無効化できない。相性の悪い相手だった。

「観念しなさい。こっちから行くわよ!」

今度は和が律に向けて駆け出す。


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