過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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807
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◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 01:56:32.69 ID:0eURSEjko
あるいは施設の一部を崩落させるような攻撃をすれば、『油性兵装』は耐えることも逃れることもできずに瓦礫の中へと消えるかもしれない。
だがここは敵本拠地であり、どこに誰がいるのかもつかめない場所だ。
万が一『第三次製造計画』を攻撃に巻き込んだ時のことを考えると、その手段は最初から考慮に入れることもできない。
そんな葛藤を見透かすように、少女は言う。
以下略
808
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:00:41.28 ID:0eURSEjko
「弱いなりの工夫、と言ってほしいね。
それに、付け焼刃とはいえそれなりの効果はあるみたいだし」
「少しやり合った程度で吹くじゃねェか」
以下略
809
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:06:32.89 ID:0eURSEjko
「むーだ」
パチンと『油性兵装』は指を鳴らす。
直後、一方通行が完全に掌握していたはずの空気が爆発し、膨張した爆風が無軌道に逃げ場を求めて通路内を駆け巡る。
以下略
810
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:07:43.85 ID:0eURSEjko
紅炎と爆風が通路中を駆け巡り、もくもくと吐き出された刺激臭を伴うねばつく黒煙が周囲を漂う。
『油性兵装』が能力を使って構造物を保護・補強していなければ、上下数階層は崩落していたかもしれないほどの大爆発。
その爆心地にあって、なお『油性兵装』は自らの足で立っていた。
以下略
811
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:09:28.57 ID:0eURSEjko
横倒しになった長さ十数メートルほどの巨大な円筒状で、『油性兵装』がまとう装甲と同じように黒くぬめった輝きを放っている。
下部にはそれを正確に撃ち出すための発射台が設置されており、後部には複数の推進システムを組み合わせた複雑な発射機構が解放の時を今か今かと待ちわびていた。
もはや『杭』ではなく『破城鎚』と形容すべきその姿は異様な存在感を放っている。
以下略
812
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:11:08.40 ID:0eURSEjko
だが、どれほど巨大な弾頭を使おうが、どれほど高速で撃ち出そうが、単純な破壊力では核爆発にすら耐える一方通行の反射膜を貫けはしない。
強力であればあるほどむしろ使用者への反射は苛烈なものとなる。
「理解できねェな。そンなに自殺してェのか」
以下略
813
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/02/06(月) 02:21:54.46 ID:0eURSEjko
今日はここまでです
絹旗戦に続き一方通行がアホの子気味なのは彼のせいじゃない、
>>1
の頭のスペックが足りていないんだ
冒頭で述べたように一身上の都合で秋ごろからとても忙しくなってしまい、しかもそれが最低でも初夏まで、下手するといつ終わるか分からない、という状況にあります
以下略
814
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[sage]
2012/02/06(月) 03:09:21.61 ID:wgofMHP80
乙!
自分で納得いくものが出来ないのなら許されないよ!
生存報告あればいいんじゃね
815
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/02/06(月) 03:30:12.93 ID:6IJDU3pao
乙
>>1
のやりやすい方でやって欲しいのが本音だけど、どっちか選べっていうなら2で
816
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]
2012/02/06(月) 06:38:40.82 ID:JdTM+w1Io
乙ー
俺はどちらでもいいな
一方さんがアホの子なのは原作準拠
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