過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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508: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/02/01(水) 16:52:50.26 ID:zkSiI5YH0
邪火流「何か食いたいものは」

さだのり「ない」

邪火流「・・・何か食わないと体に悪いぞ」

さだのり「・・・いいんだよ、別に」

寝返りを打ち、邪火流と目を合わせないようにする

さだのり「・・・早く夏美のところに行ってやれよ」

邪火流「・・・あぁ」

さだのり「・・・俺が倒れて迷惑をかけちまった、謝っといてくれよ」

邪火流「分かった・・・無理はするなよ」

さだのり「何かあったら呼ぶから心配すんな」

邪火流「あぁ」

ガチャリ、とドアを閉じる音がする

邪火流が部屋から出て行ったようだ

さだのり(・・・一人、か・・・懐かしい静けさだ)

ついこの間まで一人だったのに

そして、生まれてからしばらくは一人だったのに

さだのり(・・・温もりを知ったことが幸せだったなら、それを失ったことが不幸だったな)

さだのり(・・・くだらねぇ、失ったものなんてグダグダ言ってられないな)




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