過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
1- 20
550: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/03/17(土) 11:44:00.57 ID:MAU9zp0O0
ベッケンバウアー「ぐっ・・・!」

舞子「陛下!」

「人質が騒ぐなって・・・別にいいじゃねぇか、兵士は死ぬのが仕事だろ?」

ケラケラと笑う男を睨みつけ、ベッケンバウアーが言葉を吐く

ベッケンバウアー「貴様ら・・・どうなっても知らんぞ」

「別に、あの二人とアンタさえ殺せればそれでいいんだよ」

「・・・あの戦争で革命を起こした二人と、その戦争で守られた穏健派の王様、それが死んだらみんなはどう思うかな」

ベッケンバウアー「・・・何が目的じゃ」

「昔アンタに謀反を起こそうとしたヤツらと一緒さ」

「・・・世の中には、戦争が好きなヤツもいるんだぜ」






さだのり「・・・城か」

邪火流「あぁ」

それだけの会話を交わした二人

彼等は歩く

手には剣を握り

心には不気味なほどの憎しみを抱えながら

さだのり(・・・いらつかせやがって)

何が目的か、なんて分かっている

相手は狂った人間だ、人と争いを起こすのが好きな人間なのだ

さだのり(・・・俺と同じだ)

ただ、守りたい物があるかないかの違いだ

さだのり(・・・舞子、無事でいろよ)

夏美や瑠璃、舞も心配ではある

それでもあの三人は、さだのりとの確実な接点は捕まれていない

さだのり(・・・)






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
935Res/920.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice