過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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688: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 22:17:49.22 ID:Ee9ZYm790
駆けていく、道には何人かの死体が転がっている

さだのり(…逃げ切れなかったやつらか)

銃弾を避けながらも、その死体の顔を確認する
以下略



689: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 22:21:46.57 ID:Ee9ZYm790
裏路地を抜け、少し開けた大通りへ出た

さだのり(!!)

右には、敵兵の姿がある
以下略



690: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 22:26:19.00 ID:Ee9ZYm790

突然の出来事だった、一瞬にして視界は真っ暗になる

さだのり「!」

以下略



691: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 22:32:19.84 ID:Ee9ZYm790
庄太郎「そこで、この人達を連れてここに逃げ込んだんだ」

さだのり「…そいつは運が良かったな」

庄太郎「…それで、上の方はどうなんだ」
以下略



692: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/25(金) 17:31:23.04 ID:Jh6JoIv40

夏美「…おじちゃん」

さだのり「心配するなって、すぐ戻る」

以下略



693: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/26(土) 19:58:51.19 ID:2NWoQKes0

辺りを焦がす熱気に、さだのりは汗を流す

さだのり(…どうする、このまま後ろから迫っても俺一人じゃさすがに片づけきれない)

以下略



694: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/28(月) 15:04:52.02 ID:sqndImxt0

さだのり(…)

足音を殺す、必要はないのかもしれないが彼の体に染みついた方法だ

以下略



695: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/28(月) 15:16:57.37 ID:sqndImxt0
ズズズ、と地面を転がるうちに彼は背中の皮膚が剥けていくのが分かった

暖かい感触が、背中を縫う

暗転しそうになる意識を無理矢理に奮い立たせる、ここで意識を失うのはつまり死を意味する
以下略



696: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/28(月) 15:23:17.85 ID:sqndImxt0
鮮血が空を舞ったかと思うと、その兵士の鼻の先が斬られたのだ

「…は?」

一瞬だが、周りの兵士達はぽかんとしている
以下略



697: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/28(月) 15:27:56.70 ID:sqndImxt0
さだのり「よーお」

無理矢理に、操縦席の屋根が開かれる

それは正しい開け方ではなく、ただ力任せにこじ開けられていた
以下略



698: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/29(火) 23:09:35.15 ID:7St6LmcF0



「俺はな、何かを捨てた人間ってのは好きだ」

以下略



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