過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
↓
1-
覧
板
20
818
:
◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/07/11(水) 16:05:36.59 ID:8Zi1xcVn0
さだのり「…」
「…」
雫「…」
車両は本拠地のすぐ近くに迫っていた
もうすぐ、邪火流達と合流することも出来るだろう
だが、三人は何も話すことが出来なかった
幼い雫は、さだのりと運転手の暗い表情を見て何か不安そうな顔をしている
さだのり「…運転手」
「…はい」
さだのり「…お前は、この国の方法に誇りを持ってるか?」
「…持っています、我々は…その方法を、いつか必ず実らせてみます」
さだのり「…」
遠い日には、そんな平和的な解決なんて考えたことがなかった
あの、友達が死んでいった日々には
「…さだのりさん、到着しました…」
さだのり「…行こう、あの状況を報告できるのは俺達だけだ」
「…はい」
重い足取りで、三人が歩く
さだのり(…誇り…か)
邪火流「…!!さだのり!!」
さだのり「…よぉ」
建物の中の遺体は、ほとんどが片づけられていた
外に布を掛けられて並べられている、不気味な光景だ
さだのり「…相当…数が減ったな」
邪火流「…あぁ…」
さだのり「…舞子はどうなんだ」
邪火流「…大丈夫、少し貧血気味だが命に別状はないさ」
さだのり「そうか、よかった」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
935Res/920.36 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1309780773/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice