過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/08/21(火) 14:05:21.98 ID:SFBL8wPu0
「…阿修羅を盾にした、か」
男の凍てつく視線が、阿修羅の方へと向けられる
阿修羅(さ、さだのりの野郎…くそっ、やっぱこいつもまともじゃねぇ!)
さだのり「…見えた」
「…あぁ、見えたぞぉ…!!」
駆け出した二人が、一斉に阿修羅の体を蹴り飛ばす
阿修羅「ぬっ…!!」
さだのり「死ねぇぇぇぇいい!!!」
「お前がなぁぁああああああああ!!!!!!!!!!」
さだのりの剣は一つ、そして男の刃は、二つ
さだのり(!)
男の刃の片方が、さだのりの一撃によって砕け散った
そしてその破片が、さだのりの瞼に突き刺さる
さだのり(いっ…)
「ひゃはははぁぁあは!!」
条件反射で閉じてしまったその左目、死角から男は二つ目の刃を振りかざした
阿修羅「!!さ、さだのり!!左に…」
さだのり「だろうなぁ!!」
すっ、と左手を顔の横にかざす
さだのり(これで二撃目も防いだ…俺の剣はまだ無事だ、奴が俺に攻撃を止められたその瞬間!!)
グサリ、と手の平に刃が突き刺さる感触がした
さだのり(こいつには、一瞬の隙が生まれる!!!)
ぱっと目を開く、男の刃が左手に突き刺さっている
鋭い感覚が脳味噌に走っていくが、それを押さえつける
さだのり「捕まえたぞ!!」
「…袋のネズミ…というのはな」
その時だった、男はなぜかそのまま刃をさだのりの掌に押し付けて行ったのだ
骨に突き刺さって止まっているその刃を
さだのり「!?」
「自分が捕まったことにさえ気づいていない…目の前の餌に目が眩んで、周りにある布の袋に気付かないんだよ、さだのり」
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