38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/21(木) 22:11:44.03 ID:EtWz4kBR0
澪先輩のソロはお世辞でも上手いとは言えませんが、とっても楽しそうです。
しばらくしたら律先輩のドラムとムギ先輩のキーボードが入ってきます。
私は3人の先輩を見ながら、合図を待っています。
律「もう一丁!!」
最後の仕上げです。
ルーズな構成、ルーズな打ち合わせでしたが、最後の見せ場に関してはしっかり打ち合わせをしていました。
阿吽の呼吸でクライマックスを迎えます。
C6 => F9 => C6 => C6 => G9 => F9 => C6
ジャーン....
ふぅ〜
汗が吹き出します。
なんとも言えない充実感で体全体が興奮しています。
ミック・ジャガーが「ライブの興奮は性的興奮そのもの」といっていたのをふと思い出しました。
残念ながら私は性的興奮の意味がわかりませんが、今の気持ちがそれなのかも知れません。
ジャズ研つながりの友人が多数をしめる客席からも大きな拍手が起こってます。
ジャズ研の人たちも驚いたように私たちを見ています。
そりゃそうでしょう。
律先輩も澪先輩もムギ先輩も(そして唯先輩も)非凡な才能を持っているんですから。
ちょっと誇らしげに客席を見回したら、さわこ先生が友達とおもわしき人たちと談笑しています。
まるで自分の手柄のような顔をしていますが、それだけ演奏が良かったんでしょう。
客席が落ち着いた頃、私たちは次の曲の準備を始めました。
唯先輩もここで登場です。
いつもの唯先輩と違うのは持っているギターがギー太ではなく、私のムスタングというところです。
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