129:1 ◆BycwRokz6k
2012/02/13(月) 00:43:06.72 ID:JW7FGhsL0
今は1時。街中を歩いているのに、お昼の時間だからか、人はあんましいない。
めんまはしっかりたべたもんねー。今日はねー、チャーハンだったよ!
人はあんましいないけど、いないわけじゃない。
何人か人と通り過ぎる。けれど、誰もめんまに気づかない。
めんまは『幽霊』だから。
・・・なんでじんたんやゆきあつにはめんまが見えるんだろう?
「あっ!」
揺れてる茶色いしっぽ。
「猫さん発見!」
「フニャーッ」
触ろうとして手を伸ばしたちょうどその時、猫は振り返って、どこかに走っていった。
「残念・・・」
ねえ、じんたんのお母さん。犬とか、猫とかはね、人が見えないものも見えるのかもしれません。
めんま、よくほえられたり、見られたりするもん。
ほえられると、ちょっと寂しいね。『あっちいけ』って、言われてるみたいで。
めんまはここ最近、ずっと散歩にでかけているけれど、いまだに、超平和バスターズで集まって遊んだあの日のことが忘れられない。んー、今日は、8月の13日だから、25ひく13・・・?あれ、ちがう。えーと、31ひく25たす13?えーとだから、8たす13・・・で、21!
21だから、もう3週間も前になる。それなのに忘れられない。
楽しかったけれど、それだけじゃなかったからかなあ。
あの日の夕方ころ、みんなより先に、ゆきあつと家に帰っちゃった。
・・・それが、こころのこり。
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