8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/07/08(金) 23:08:13.15 ID:VM4J427F0
今では他人も同然だ。
気にする必要は無い。俺たちは会話を交わしながらそれぞれの家へ帰る。
「ただいま」
「おかえりー」
「おかえりーゆきあつー!」
母親の声に重なって聞こえる元気な声に、思わず頬が緩む。
昨日確認したのだが、めんまは母や父には見えないようだ。
やはり幻ではないのか、って?どうやらそんなことはないらしい。
母親が俺の部屋にたずねてきて、ノックを聞いためんまがドアを開けたとき、ドア付近には居ない俺を見て母親が驚いていたからだ。
・・・では、何、なのか?
物に触れられ、俺には見えるが俺の母と父には見えず、しかし確かに居る。
・・・・・・・聞いたところによると、めんまは、幽霊、だそうだ。
そして、めんまが言うには―――
「めんまはね、お願いをかなえて欲しいんだと思う」
「お願い?」
「うん、お願い。でも、皆じゃないと・・・できないの」
「・・・・・・みんな?」
「超平和バスターズ!!」
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