過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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319: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:38:53.08 ID:Lp2UNjrSo

それらの言葉は、それらの心境は、それらの考え方は、紛れもなく人間そのものだった。
人間より人間らしい。人間より人間が出来ている。純粋たる完全な天使なのに、人間が出来てる。


以下略



320: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:40:32.16 ID:Lp2UNjrSo


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以下略



321: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:41:35.79 ID:Lp2UNjrSo

昨日の記憶は最後、遅れて宴会に参加した一方通行の様子を見に行こうと
席を立ったところまでしか残っていなかった。
その後、どうやってこの部屋に帰ってきたのかすら覚えていない。ただでさえそんな状態だというのに、
風斬がフィアンマの存在など覚えているわけがなかった。
以下略



322: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:42:30.17 ID:Lp2UNjrSo

風斬氷華も、やめればいいのにグイグイと酒を呷りまくり、結果がこれだ。
意識朦朧の最中に何かとんでもないことをやらかしていないかと気が気でなかった。


以下略



323: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:43:27.55 ID:Lp2UNjrSo

ボンッ!!! と顔を一気に紅潮させ床をゴロゴロと転がる風斬。
そんな人工天使の様子をフィアンマは呆れと哀れみを八:二の割合でブレンドした視線で見る。
朝から何を悶えているのだろうこのバカ女は、と。

以下略



324: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:44:38.25 ID:Lp2UNjrSo

停止→再生のスイッチを押されたビデオデッキのように再び床で悶える。
フィアンマもフィアンマで『どういう会話をしているんだ俺様は』、と額に手を軽く添えていた。

こんな些細な、中身も何もない『日常会話』を行える自分に戸惑っていた。
以下略



325: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:45:42.74 ID:Lp2UNjrSo


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以下略



326: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:46:25.73 ID:Lp2UNjrSo

そして今回の主賓、右方のフィアンマは、


「それで、これからどうするんだ」
以下略



327: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:47:24.99 ID:Lp2UNjrSo

言われて垣根は、はて? と首を傾げる。
風斬同様、垣根帝督も酒の飲み過ぎで記憶が混濁しているらしい。

普段こんな朝早くから目覚めることのない一方通行が心底面倒くさそうに
以下略



328: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:48:48.74 ID:Lp2UNjrSo


「一体全体何がどうして『天使同盟』の構成員を補充するなんて展開になったんだ?」

「『補充』じゃねェよ、『加入』だ。 フィアンマは正規構成員なンだとよ。
以下略



329: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:50:22.19 ID:Lp2UNjrSo

最もらしい正論を述べる垣根にため息をつきながら一方通行は言う。


「フィアンマがガブリエル、ミーシャ=クロイツェフを召喚した張本人だから……っつゥのは大前提として。
以下略



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