過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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37: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:44:12.22 ID:00oqU8qyo

土御門元春、結標淡希、海原光貴はその自動車学校のあまり使用されていない教室内で『仕事』をこなしていた。
仕事の内容は『上から送られてきた「容疑者」に尋問を施し、その後結果はどうあれ「処理」する』、というもの。
結標が苛立つのも無理はなかった。こんな仕事、本来なら暗部の下っ端辺りが処理するようなものなのだが、
それが『グループ』に回ってきたという事、そしてそれがあまりにも非生産的な仕事内容。
以下略



38: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:44:57.25 ID:00oqU8qyo


結標の疑問に答えたのは先ほど『処理』した男を黒い寝袋のような物に包む土御門だった。


以下略



39: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:46:03.30 ID:00oqU8qyo

結標の即答に土御門と海原は思わずポカンとした表情をしてしまう。
結標も結標で『しまった……』とでも言いたげに掌で口を押さえる始末だ。
暗部としてあるまじき失態。余計な情報をほいほいと口から垂れ流すようでは、
少なくとも結標は諜報部員には向いていないだろう。
以下略



40: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:47:37.69 ID:00oqU8qyo

結標の言葉に納得したのか大して興味はなかったのか、二人はそれ以上追求してこなかった。
心のどこかでなぜか安堵する自分の心境が、結標自身には理解できなかった。

話は今回の『仕事』について戻る。土御門は拳銃をポケットに収め、室内に転がる
以下略



41: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:48:24.89 ID:00oqU8qyo


「『第一九学区事件』………。 あの事件とこいつらが関わっている」

「断定は出来ないがな。 でも時期が時期だ、アレイスターの失脚で上層部は混乱している。
以下略



42: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:49:02.09 ID:00oqU8qyo


「新統括理事長……。 結標、お前ここ最近『窓のないビル』に転移した事はあったか?」


以下略



43: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:50:15.32 ID:00oqU8qyo


「そうなると怪しいですね。 新統括理事長と『天使同盟』の間に何らかのパイプが
 繋がっていると考えるのが妥当でしょうか。 だとしたら上層部とも繋がっている可能性がある。
 下手な話、自分達に指示を送っている者こそが『天使同盟』である考えも浮上してきます」
以下略



44: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:51:27.78 ID:00oqU8qyo


――――――――――――――――――――――


以下略



45: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:52:57.92 ID:00oqU8qyo

一方通行「? なンだよセトって」

シルビア「まさか、セトが現世に降りてきたっていうんじゃないだろうな?」

以下略



46: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:54:35.91 ID:00oqU8qyo

一方通行「おい、こいつらなンの話をしてンだ?」

フィアンマ「お前には自覚がないのか? その『第一九学区事件』とやらを起こしている時、
      お前は神と対面しているはずだ。 "俺"もにわかには信じ難いが」
以下略



47: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/10(日) 17:55:30.18 ID:00oqU8qyo

エイワス「彼の『中』で息を潜めているさ。 十字教の終焉を認めたとき、
     再びこの世に降臨する日を静かに待っている」

シルビア「とんでもない爆弾を持ってきてくれたな」
以下略



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