過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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912: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:41:29.32 ID:dW7vBDXNo

実際、数多くの学生達の一部は、風斬をちらちらと一瞥しながら声を潜めて怪しげに会話をしている。


『如何わしい視線が集中してるじゃねえか。 守ってやった方がいいんじゃねえの? 王子様』
以下略



913: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:42:15.06 ID:dW7vBDXNo

垣根がいる教室の扉がゆっくりと開く音がした。
ほんの数センチ、室内の様子をおっかなびっくり確認するような調子で開いたその隙間から
少女らしき者の声がわずかに漏れている。

以下略



914: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:43:19.32 ID:dW7vBDXNo


「入ってこいよ、この教室に用があるんだろ?」


以下略



915: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:44:25.62 ID:dW7vBDXNo


――――――――――――――――――――――


以下略



916: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:45:17.70 ID:dW7vBDXNo

自虐気味に着席を促す垣根に、女子生徒二人はガチガチに緊張しながら
数十秒以上かけてようやく最前列の席へ座る。

二人。
以下略



917: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:46:18.33 ID:dW7vBDXNo

二人は逡巡し、必死で緊張をほぐしながら自己紹介をした。


「わ、わたくしは湾内絹保と申します。 常盤台中学の一年生、水泳部に所属しております。
以下略



918: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:47:08.21 ID:dW7vBDXNo

垣根は持参してきた参考書を適当に捲りながら講義内容を頭の中で構築していく。
そんな彼をしばらく見つめていた湾内と泡浮は、何かを覚悟したように顔を見合わせ、


以下略



919: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:48:44.79 ID:dW7vBDXNo


「………………。 いや、覚えてねえっつーか、俺とお前は初対面じゃねえのか?
 どっかで会ったっけ?」

以下略



920: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:49:55.81 ID:dW7vBDXNo


それは『第一九学区事件』よりさらに前の時期に遡る。

黄泉川愛穂主催のクソイベント、『天使同盟逢引計画(エンジェルズ・スポット)』。
以下略



921: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/08/09(火) 23:50:55.93 ID:dW7vBDXNo


「そういやお前だったかな。 んなどうでもいい事よく覚えてたなぁ」

「ど、どうでもいいだなんて……! わたくし、あの時は本当に困っていましたので、
以下略



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