過去ログ - かがみ達は深い霧に囚われたようです
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/18(月) 05:37:07.67 ID:TBBAKQJ7o
「柊ちゃん」
振り返えれば差し出されるペットボトル2本。
「ジュースとお水、どっちがいい?」
少し悩んで、オレンジジュースを受け取る。
疲れたら糖分、ってことで。
「サンキュー峰岸、起こしちゃってごめんね」
「ううん全然、私も外の空気吸いたかったから…もう2時も回ったんだね」
峰岸がボトルの蓋を開いて水を口にすると、私もそれに倣いジュースを飲む。
液体が唇に触れ、ゆっくりと口の中へ沈んでいく。
豊潤なオレンジの香りと、絡みつくような触感、そして濃厚な甘みに思わず顔を歪める。
体は貪欲に飲み込んだジュースを吸収するが、私がこれを飲むことは金輪際ないだろう。
ペットボトルの口を閉め、一呼吸。
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