過去ログ - 上条「……お前のことが心配だからに決まってるだろ」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/07/18(月) 18:42:54.48 ID:QPD93zZZ0
第一章 補習という名の放課後授業(じかんわり) -School days-


とりあえず午後の授業には間に合った。

担任の月詠小萌にがっつりとお説教を食らった上条は今朝の事も相まって既にグロッキー状態である。

「おーカミやん、随分と遅い御出勤ですにゃー」

ニヤニヤとした顔で、自分にそんな口を利くのはグラサンに制服を着崩した土御門元春。

一緒にアビニョンにいたはずの彼は、何故か普通に登校してたようで上条は

こいつ俺置いてさっさと帰りやがったんじゃないだろうなと睨みつけるが相手はどの吹く風だ

尤も、上条は知る由もないが彼は学園都市暗部に関わっている為、さっさと帰った後にも上条同様色々死線を潜っている訳だが

「小萌センセにお説教食らったんやって?ええなあ…ボクも一緒に行けばよかったわあ」

                         デルタフォース
などと気持ち悪い事をのたまっているのは青髪ピアス、三馬鹿共は今日も元気である。

「ったく、好きで俺だって遅刻してるわけじゃねーよ、つーか大丈夫なの俺?マジで出席日数とか足りてるんだろうな…」

まさか学校を休む理由が魔術師と死闘を繰り広げての入退院ですだなんて言えるわけもなく(言うつもりもないが)上条は独りごちる

(まあ、今回の件はもう大丈夫だって五和も言っていたし、ローマ正教も暫くは大人しくしてるだろう)

などと呑気な事を考えつつ、結局今の今まで有耶無耶になってた御飯にようやくありつく上条、放課後は補習言い渡されているので

今ぐらいはノンビリしようと考えるのだった。




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