過去ログ - 上条「……お前のことが心配だからに決まってるだろ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage saga]
2011/07/27(水) 16:36:04.70 ID:I/WkMIKj0
第2章 想いは強く 思考は深く -Child_Error-
置き去り≪チャイルドエラー≫
それは、学園都市に住む者にとっては聞き慣れてるほど深刻な"社会現象"。
学園都市に預けられ、そのまま親が行方を眩ましてしまい身寄りのなくなった子の事をいう。
「私が彼女を見つけたのは、誰も寄り付かないような路地裏だったんです」
小萌にはある趣味がある。時折路地裏などに足を運び、家出少女などを家に招き保護するのだ。
紅月も同じ経緯で保護したという。
「紅月ちゃんは、置き去りということは本人から聞きました。しかし彼女はそれ以外の事は一切話してくれませんでした。」
置き去りにされた子供達は運が良ければ、保護施設に預けられる。運が悪ければどうなるかは、考えるまでもないだろう。
上条は、紅月は運が良かったのかと思うが、置き去りにされた時点で運がいいも何もないだろうと思い直す。
ただ…と小萌は続ける。
「彼女の年齢とLEVEL的に考えて、置き去りとはいえ、既に施設を出て寮生活をしているはずです。
にもかかわらず、彼女は路地裏でひっそりと座っていたんです。」
まるで何かに脅えてるようでしたと、彼女は続ける。そしてその予想は当たっていた。
「紅月さんは、大人に異常に脅えていました。それこそ大人が近付いただけで頭を抱えるほどに」
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