392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/09/18(日) 16:11:04.06 ID:I2Rn+i7W0
梓「ポケモンの軍事利用?」
澪「つまり、ポケモンを武器として使うってことだな」
梓「そんな……」
AYU「この時代ではそこまでの研究は行ってないけどね。いずれはね……」
梓「軍事利用って……具体的には?」
AYU「そうだね、例えば……マタドガスの出す、毒ガスをね。……細菌ウイルスを出せるようにするとかカメックスのロケット砲から、ロケ
ット弾やマシンガンのような物を発射できるようにするとか」
梓「……反対運動とかは?」
AYU「もちろんあったみたいだよ。見たわけじゃないけどね。でも、反対は無駄だったよ」
梓「無駄?」
AYU「反対派もデモとかもしたみたいだけどね。国とかは無視したみたいだし。あまりにうるさい奴は摘発とかされたみたいだし」
梓「そんな……」
AYU「まあ、かの国の侵略とかもあったみたいだけど、そこらへんはいろいろあって、よく分からないけどね」
澪「それで、続きは?」
AYU「……ポケモンだってね、戦うのは好きだけどさ。それは戦うことを通じて、心を通わせるためだよ。決して、傷つけることが楽しいわけじゃないんだ」
梓「……」
澪「……」
AYU「まあ、それでも、人間のためにポケモンは働いたよ。……最初はね」
梓「最初は?」
AYU「そう、最初は」
澪「何があったんだ」
AYU「……暴走したんだよ」
梓「暴走?」
AYU「そう。暴走。ある日ね、研究所からポケモンが脱走したの」
梓「脱走……」
AYU「そのポケモン達はね、マシンガンとかいろいろな兵器を搭載してたんだ」
梓「……」
AYU「そのポケモン達なら、何とかなったかもしれないけどそのポケモン達はね、危険なポケモン達も解放してしまったの」
梓「危険なポケモン?」
AYU「そう……。例えば、毒ガスとかを使うポケモンね」
AYUは言葉を躊躇いながら、続けます。
AYU「その結果、その研究所の近くにいた人間が死んだんだ。もっと、対策をしろよって思うかもしれないけど、今までポケモンが人間に逆らうって事がなかったからね」
梓「それでどうなったんですか」
AYU「ポケモンと……人間の戦争が始まったんだよ」
梓「戦争……」
AYU「人間は兵器を搭載したポケモンを駆除しにかかった。でも、ポケモンは異常に生命力もあるしね。それに、自分達で作り上げた、ミュ
ウツーとかも敵にまわっちゃってね」
澪「ということは・・・…タマムシシティで戦ったミュウツーはお前がロケット団に教えたのか」
AYU「そうだよ。正解だよ、澪ちゃん」
パチパチと拍手するAYU。
澪「おかしいと思ったんだ。ただのマフィアのロケット団があんな研究をしてたなんて……」
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