394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/09/18(日) 16:16:21.08 ID:I2Rn+i7W0
回想
AYU「これから、歌を歌うよ。題名は『ふわふわ……』」
未来人A「うるせー、ひっこめ、ひっこめ!」
未来人B「ふわふわって、たしか、糞ポケモンが歌ってた奴だよな。とすると、こいつはポケモン側のスパイかもしんねーぞ」
AYU「た、たしかに私はポケモンだけど……」
未来人C「やっぱりスパイだな。人間みたいな体しやがってよ」
皆が私達に向かって、石を投げてくる。
AYU「そんなつもりはない……痛い、痛いよ」
こんな感じでひどかったね。それでも、私は頑張った。その甲斐があったのか、少しずつ、私の歌を聴いてくれる人が増えてきた。気づけば、
この平和の時代でいえば、小さいファンクラブが出るくらいの人気になっていった。そんなある日……。
軍人A「ここで集会をやっているのはお前達だな」
たくさんの銃を持った、軍隊の人達がたくさんやって来た。その日はご主人様とかはいなかったから、私だけだった。ああ、いつもは手伝ってくれたからね。初めての1人でのライブ。ちょっと、緊張してたんだよね。そんな時にやってきたわけだよ。
軍人A「お前達は何の目的でここに集まっている」
AYU「私は歌を歌って、皆さんはそれを聞き……」
その直後、ズガガガガガガンという音ともにマシンガンの音が聞こえた。
AYU「や、やめてよ。何をするの!!」
軍人B「私達が得た情報によれば、お前はポケモンだな」
AYU「そ、そうだけど……」
軍人B「つまり、お前はここで集会をして、人間をスパイとして洗脳し、送り込もうとしていたわけだな」
AYU「ち、違うよ!私は皆に歌を聞いてほしくて……」
軍人A「うるさいっ!!お前ら、ここにいる人間どもを皆殺しにするぞ」
軍人の人達はマシンガンを観客達に向けられる。
AYU「や、やめ……」
軍人A「うてー!」
軍人の掛け声で、マシンガンが乱射された。
AYU「う……うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
博士「ど、どうしたの、これは……」
博士の声で気がつくと、私は軍人達と観客達の死体の中で座っていた。
AYU「ご、ご主人様……」
博士「……だいたい、事情が分かったよ。さあ、AYU。研究所に戻ろう」
AYU「……はい」
博士「もう、分かったよ。きっと、この世界は救えない」
AYU「ご主人様……」
博士「だから、AYUには任務を与えるよ」
AYU「任務?」
博士「そう。人間がいるから、この世界は腐っていくんだよ。だから、過去に戻って、人間を滅ぼすんだよ。そのための研究はまだ不完全だけどね」
AYU「……」
博士「この任務が成功したら、もしかしたら、あなたは消えちゃうかもしれないけど、地球は救える。そうしたら、あなたはかつてカントー地方を救った伝説のポケモン『ゆい』になれる」
AYU「ゆいに……」
博士「あなたには伝説のゆいの遺伝子がある。これを達成することであなたはゆいを超えることもできるのよ」
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