過去ログ - ポケットモンスターゆい その2
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/07/27(水) 19:08:48.92 ID:ItQ3i7dY0
「でも、私のために皆さんが危険に……」

「これは梓さんのためだけじゃありません。僕はこの島の出身なのですが、あんな連中にこの島やジムを好き勝手にされたくないだけです」

「ほっほう、頼もしい言葉じゃ。どうじゃ、梓君。こやつを彼氏に……」

「駄目だよ!あずにゃんは私のなんだよ」

「そうか、そうか。残念じゃ、もう、振られてしまったのう。これで、何連敗じゃ?」

「も、もう、カツラさん」

ジムに所属するトレーナーさんとカツラさんに笑いが起きます。

「こら!!サッサと開けろ!!!」

ドアをドシドシと蹴る音がします。

「おっと、のんびりしてる場合じゃないな。これで分かったじゃろう。ワシ達は大丈夫じゃ」

「……カツラさん。分かりました。皆さんを信じます」

「うむ。では、裏口まで案内してやれ」

「はい。……こっちです」

「カツラさん」

「なんじゃ」

「もう一度……戦いましょうね」

「……ああ。頑張るんじゃよ」

「はい!」

私はカツラさんに背を向け、駆け出しました。


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