30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:10:42.30 ID:f3T3l2o10
ところが、そうだというのに、同じティーテーブルで紅茶を飲んでいた巴マミが、
不満そうというか、浮かない顔をしていた。
せっかくこの美国織莉子が直々に、高い紅茶を入れてやったというのに。
ティーカップを皿に静かに置くと、巴マミが、口を開いた。いよいよ不満の内容を話してくれるようだ。
「暁美さんと鹿目さんを捕らえたさっきの時点で」
マミが織莉子をまっすぐ見つめ、言った。「二人とも殺してしまえばそれでよかったのではなくて」
「それで済めばもうやってるわ」
織莉子もうっすらとした目を細めてマミを見返すと、答える。
「何度も何度も未来を見通してきた。誰もワルプルギスの夜には勝てなかった……”鹿目まどか”を除いては」
マミが眉を寄せる。「…」
「暁美ほむらはワルプルギスと何度も戦っている。あの魔女について知っていることもあるはず…
その情報と……協力が必要なのよ。望むと、望むまいと」
マミが肩をすくめ、ため息をついた。「暁美さんを一瞬でも自由にしたことが──」
そして告げた。「私たちの破滅に繋がらないよう、祈りましょう」
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